2013.10.16

インテル、インドネシア人企業家グループへの株式売却が正式決定

モラッティ
2010年にはCLを制覇するなど、多くのタイトルをクラブにもたらしたモラッティ会長 [写真]=Getty Images

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは15日、クラブとクラブの過半数の株式を取得しているマッシモ・モラッティ会長が直営する会社「Internazionale Holding Srl」が、インドネシア人企業家のエリック・トヒル氏、ロサン・ロスラニ氏、ハンディ・ソテジョ氏が経営する「International Sports Capital」(ISC社)と契約を交わし、クラブへの資本金の増資と同時に、ISC社がインテルの株式を70%取得することで合意したと発表した。

 現会長であるモラッティ氏は、元インテル会長であるアンジェロ・モラッティ氏の息子で、1995年にクラブの株式を取得。セリエAで5連覇や2009-10シーズンにはチャンピオンズリーグ、セリエA、コッパ・イタリアを制し、イタリア初の三冠を達成するなど、数多くの栄光をクラブにもたらした。

 クラブは、「モラッティ一族はクラブを更なる高みに導く決断をした。エリック・トヒル氏ら3名とモラッティ一族は団結し、クラブの競争力を一段上げ、イタリアやヨーロッパ、世界で輝くよう努める」と声明を発表している。

 モラッティ会長は、「国際的なパートナーが加わり、クラブの歴史はさらに発展していく。栄光が続くことに貢献してくれると確信している」と期待を寄せると「我々一族は、ともに素晴らしい冒険を続けていくつもりだ。インテルとインテリスタに変わらぬ愛情と忠誠心を持ち続ける」と去就について明言しなかったが、クラブとの関わりが絶たれるわけではないとコメントした。

 また、トヒル氏は、「今日は特別な日だ。偉大な歴史を持つインテルというクラブを新時代に導く責任をマッシモ・モラッティから託され、誇りに思う。パートナーとしてクラブに残ってくれることも喜ばしい。モラッティ一族が成し遂げてきたことにより、インテルは世界で最も尊敬を集めるクラブの一つとなった」と功績を称え、「私は企業家である以前にスポーツのファンだ。素晴らしいクラブ、ファンのため、我々の情熱や国際戦略のノウハウを活かすことが待ち遠しい」と意気込みを語っている。

 トヒル氏はジャカルタを拠点にする企業家。メディアやエンタテインメントの分野で活動し、メジャーリーグ・サッカーのDCユナイテッドのオーナーの一人でもある。また、インドネシア・オリンピック委員会の副会長を務めた経験もある。

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