2013.06.28

スペイン、PK戦でイタリアを下して決勝進出/コンフェデ杯

ヘスス・ナバス
勝利を決めるPKを沈めたヘスス・ナバスを中心にスペインの歓喜の輪が広がった [写真]=Getty Images

 コンフェデレーションズカップの準決勝が27日に行われ、スペイン代表とイタリア代表が対戦した。

 ユーロ2012の決勝以来の対戦となった両チーム。グループBを3戦全勝で突破したスペインは、グループリーグ第2節のタヒチ戦で4ゴールを挙げたフェルナンド・トーレスや、ダビド・シルバらが先発メンバーに名を連ねた。第3節のナイジェリア戦で途中交代となったセスク・ファブレガス、ロベルト・ソルダードはベンチスタート。

 一方のイタリアは、メキシコ、日本を下して開幕2連勝。1試合を残してグループリーグ突破を決めた。第3節のブラジル戦には敗れ、2勝1敗の2位でグループAを通過。スペイン戦では、けがでチームを離れたマリオ・バロテッリに代わって、アルベルト・ジラルディーノが先発。3バックの布陣を敷き、アンドレア・ピルロ、ダニエレ・デ・ロッシ、クラウディオ・マルキージオらが中盤を構成した。

 立ち上がりから、スペインがボールポゼッション率を高め、イタリアがブロックを作って応戦する展開に。最初のシュートは2分だった。スペインのペドロ・ロドリゲスが、ペナルティーエリアの外でこぼれ球に反応。右足で放たれたシュートは枠を外れた。

 一方のイタリアは、素早い攻撃でスペインゴールを脅かす。17分には、1本のロングボールで最終ラインの背後を取り、クリスティアン・マッジョがGKイケル・カシージャスと一対一に。ボールの落下点に入ったマッジョはヘディングシュートを放つが、GKカシージャスに阻まれた。さらに19分、敵陣右サイドで得たFKをピルロが蹴り込むと、中央で待っていたデ・ロッシが頭で合わせる。シュートはゴール左へ外れたが、イタリアが立て続けに決定機を作り出した。36分には、左サイドからカットインしたエマヌエレ・ジャッケリーニが、対角線上にクロスボールを供給。逆サイドのマッジョがタイミング良く背後に走り込むと、完全にフリーの状態になった。しかし、ゴールエリア付近、至近距離からのヘディングシュートは、またもGKカシージャスがセーブ。ゴールネットを揺らすことができない。

 スペインは、ボールキープこそできるものの、パス回しのテンポが上がらず、イタリア守備陣を崩せない。ようやく訪れた決定機は37分。フェルナンド・トーレスがペナルティーエリア内でボールを収めると、相手DFを背負いながらも反転、左足を振り抜く。シュートはわずかにゴール右へ外れた。

 前半は0-0で終了。スペインはポゼッション率62パーセントを記録したが、シュートは2本のみ。枠を捉えたシュートはなかった。

 イタリアは後半開始から、アンドレア・バルツァーリに代えてリッカルド・モントリーヴォを投入。デ・ロッシが3バックの中央に入った。対するスペインは53分、ダビド・シルバをヘスス・ナバスに交代。攻撃陣のテコ入れを図る。

 公式発表では、キックオフ前の気温は30度。蒸し暑いコンディションの中で進行した試合は、次第に膠着状態となる。スペインは58分、フェルナンド・トーレスがポストプレーで落としたボールを、ヘスス・ナバスが思い切り良く右足で狙う。グラウンダーの強烈なミドルシュートは、GKジャンルイジ・ブッフォンがキャッチした。63分には、左サイドからカットインしたアンドレス・イニエスタがミドルシュート。右足を振り抜いたが、ゴール右へと大きく外れた。

 イタリアは、後半開始から68分までシュートを打つことができず。右サイド深くまで進入したマッジョの折り返しを、マルキージオが狙ったが、スペインのジェラール・ピケにブロックされた。

 打開を図る両チームは、同じタイミングで2人目の選手交代を敢行。スペインはペドロに代えてフアン・マタを投入し、イタリアはマルキージオに代えてアルベルト・アクイラーニをピッチに送り出した。

 85分、スペインは流れの中からピケが攻撃参加。右サイドを駆け上がったヘスス・ナバスのラストパスに右足で合わせたが、枠を捉えることはできなかった。90分には、ヘスス・ナバスのクロスボールをフェルナンド・トーレスが折り返す。中央で待っていたマタは、反転して右足でシュートを放つが、力なくブッフォンの正面へ飛んだ。

 両チームとも得点を挙げられないまま、後半も終了。前後半を終えて0-0で、15分ハーフの延長戦に突入した。

 延長前半開始時に、イタリアは前線を入れ替え。ジラルディーノに代えてセバスティアン・ジョヴィンコを投入し、交代枠を使い切った。93分、右サイドを駆け上がったマッジョがグラウンダーのクロスボールを送ると、ニアサイドでジョヴィンコが合わせる。シュートはDFに当たってファーサイドへ。流れたボールにジャッケリーニが反応し、左足を振り抜くと、強烈なシュートは左ポストを直撃した。

 ピンチを脱したスペインは94分、フェルナンド・トーレスを下げてハビ・マルティネスを投入。ハビ・マルティネスはそのまま前線に入った。スペインは選手交代をきっかけにリズムを掴み始め、セットプレーから立て続けにシュート。99分には、ペナルティーエリア内でボールを持ったイニエスタが、後方から飛び出したジョルディ・アルバへループパスを送る。アルバは後方からのパスをダイレクトボレーで狙うが、シュートはゴール上に外れた。

 スコアレスで迎えた延長後半。109分、スペインはアルバの攻撃参加から、マタがバイタルエリアでボールを収める。マタは左足で狙ったが、シュートはゴール左へ。110分には、イタリアのジョルジョ・キエッリーニが足を攣り、倒れ込む場面もあった。115分には、スペインのシャビ・エルナンデスが右足で強烈なミドルシュートを放つが、右ポストを直撃。こぼれ球に詰めたハビ・マルティネスのシュートは、ゴール左へわずかに外れた。

 試合は延長戦を終えても決着がつかず、PK戦に突入した。

 両チームとも5人目まで全員が成功し、サドンデスとなる6人目でも決着がつかず。先攻のイタリアは7人目のレオナルド・ボヌッチが枠の上へシュートを外す。スペインはヘスス・ナバスがゴールネットを揺らした。スペインが7-6でPK戦を制した。

 スペインは30日の決勝で、開催国のブラジルと対戦。イタリアは同日の3位決定戦で、ウルグアイと対戦する。

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