ミラノダービーでは、アシストをしていた長友(左) [写真]=Getty Images
セリエA第26節が24日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとミランが対戦。長友は右サイドバックで先発出場した。
試合は序盤から攻め合う展開となったが、21分にミランが先制。中盤でボールを奪いカウンターを仕掛け、ケヴィン・プリンス・ボアテングがゴール前にラストパス。ボールを受けたステファン・エル・シャーラウィが、右足のアウトサイドシュートでゴールネットを揺らした。
試合が動くと、ミランが一気にペースをつかみ、再び決定機を得た。27分にマリオ・バロテッリがエル・シャーラウィのCKから強烈なヘディングシュートを放ち、29分にもバロテッリが左サイドからのクロスにダイレクトシュートで合わせた。しかし、2本の決定機はともにインテルにGKサミル・ハンダノヴィッチの好セーブに防がれている。
同点に追いつきたいインテルは、後半から長友を左サイドバックにポジション変更。54分には、右サイドのロドリゴ・パラシオのクロスからフレディ・グアリンがダイレクトシュート。決定的なチャンスだったが、ミランのGKクリスティアン・アッビアーティの好守に遭ってしまう。
しかし、インテルはミランに追加点を許さずにいると、71分に同点に追いつく。左サイドでボールを持った長友がゴール前にクロスを上げると、途中出場していたエセキエル・スケロットがヘディングで合わせてミランゴールを破った。
振り出しに戻った試合は、77分に長友が負傷交代するアクシデントがあったが、互いに決勝点は奪えずにタイムアップを迎え、1-1の引き分けに終わった。
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