ライバルたちを一歩リードしていると評される長友
インテルに所属する日本代表DFの長友佑都について、現地記者のルチアーノ・マルティーニ氏は「ハビエル・サネッティやエステバン・カンビアッソの後継者という印象を与える」との見解を明かした。『ワールドサッカーキング』(No247/2月7日発売)における連載『メイド・イン・ジャパン』内で述べている。
マルティーニ氏は長友が今のインテルに不可欠かどうかという質問に対して「SI(そうだ)」と回答。現時点ではライバルたちよりも長友の力が上回っているとし、「戦術的柔軟性」が強みであると指摘した。「“サイドのスペシャリスト”という条件はつくが、今シーズンの長友は左右両サイドを遜色なくこなす。指揮官にとって、これほどありがたい存在はいないだろう」
また、この柔軟性が、「インテルの“セナトーレ”(長老)である、サネッティとカンビアッソの後継者という印象を与える」と加え、その時々の状況や相手によってカメレオンのようにその姿を変貌させると絶賛した。
同連載では長友の“現在地”に言及。今シーズンの出来や今後への課題、現地イタリアでの評価などが記されている。