新たにミラン行きが浮上したランパード
チェルシーに所属するイングランド代表MFフランク・ランパードの去就が連日報じられているが、イギリス紙『デイリーメール』は、「ミランがランパード獲得のポールポジションに立った」と報じている。
ランパードは今シーズン限りで、チェルシーとの契約が切れるため、クラブと契約延長交渉を行っていたが、チェルシーは30歳以上の選手とは単年契約しか結ばない意向を明らかにしており、複数年契約を希望する34歳のランパードとの交渉が難航している。
また、クラブがランパードに対し、契約延長の考えは無いと断言したとも報じられており、チェルシーを離れる可能性が高いと見られている。
そのためランパードに対しては、ラツィオやフランス2部のモナコ、ロサンゼルス・ギャラクシーなどが関心を示していると噂されている。中でもLAギャラクシーが獲得に近づいているとも伝えられているが、『デイリーメール』は、先日LAギャラクシーを退団した元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムを例に挙げ、アメリカ行きはイングランド代表としてのキャリアを続けるための致命傷となると見ている。
同紙は、ミランがすでにランパード側とコンタクトを取ったと主張。ミランは、若手重視の方針を発表しているが、30歳になるレアル・マドリードのブラジル代表MFカカのミラン復帰を検討しているなど、ベテラン獲得の選択肢も捨てていないようだ。