FIGC(イタリアサッカー連盟)は17日、八百長問題により、ナポリの勝ち点2の剥奪とDFパオロ・カンナヴァーロ、DFジャンルカ・グラーヴァの6カ月の出場停止処分を撤回したと発表した。勝ち点2をプラスしたナポリは、勝ち点42でラツィオと並び、首位ユヴェントスに勝ち点3差に迫っている。
処分の撤回を受けて、ナポリのデ・ラウレンティス会長とワルテル・マッツァーリ監督が、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』にコメントを残している。
デ・ラウレンティス会長とマッツァーリ監督のコメントは次のとおり。
デ・ラウレンティス会長
「イタリアサッカー界全体の勝利だよ。20年ぶりに目覚めたようなものだ。しかし、これからはスポーツ法を変えなければいけない。時代に合わせなければいけないんだ。クラブはもう20年以上前とは違う。ようやく何かが動き始めたね」
マッツァーリ監督
「まずはパオロとジャンルカの処分が撤回されたことが嬉しいね。彼らは人間性も素晴らしいんだよ。犠牲者だったから、このような結果になって本当に良かった。もちろん、順位のことも嬉しいね。我々はピッチ上でこの2ポイントに値していたと思う」