ユヴェントス移籍の可能性もあった長友
ユヴェントスの運営アドバイザーを務めているパヴェル・ネドヴェド氏は、現インテルの日本代表DF長友佑都を、チェゼーナ所属時代に獲得へ乗り出していたことを明らかにした。1月17日に発売される『ワールドサッカーキング(No.245)』におけるインタビューで語っている。
ネドヴェド氏は現役時代、ラツィオやユヴェントスでプレーし、スクデット獲得に貢献。2003年にはバロンドール(現FIFAバロンドール)を受賞した経歴を持つ。2009年の引退後はユヴェントスにとどまり、裏方としてチームをサポートしている。
ネドヴェド氏は日本人選手について問われると、「詳しく語れるほど知っているわけじゃないけど」と前置きした上で、「長友のプレースタイルはとても気に入っている。スピードがあって機敏で、現代サッカーにふさわしいサイドバックだと思う」と称賛した。
さらに、「実は彼がチェゼーナでプレーしていた時、ユーヴェも獲得に乗り出していたんだよ。条件が合わず、結局インテルに奪われてしまったのは残念だった」と、長友に興味を持っていたと明かした。
ネドヴェド氏はインタビューで2012年のバロンドールの話や、自身が同賞を受賞した当時の“驚きの心境”について、さらには日本人選手に関しても言及している。