ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが16日、ドイツサッカー連盟からフェアプレー賞を受賞したようだ。フランス紙『レキップ』が伝えている。
クローゼは、9月末に行われたナポリとのリーグ戦の試合中にゴールを決めたものの、自ら手を使って得点したことを審判に告白し、ゴールが取り消されていた。
クローゼは「ボールに手が触れたかどうか、審判から尋ねられた。自分にできる最低限のこととして、正直に告白したんだ」としたうえで、「多くの若者たちがテレビを見ている。彼らにとって自分たちは模範にならなければいけない」と、サッカー選手が与える影響力の高さを強調した。
クローゼはこの賞を2005年にも受賞している。当時ブレーメンでプレーしていた彼は、PKを与えられたが、ファールを受けていないと審判へ申告し、PKの判定が取り消されていた。