ハンドを認めたクローゼを称えたFIFAブラッター会長
ラツィオに所属するFWミロスラフ・クローゼは、26日のナポリ戦でCKからのボールに反応し、ゴールネットを揺らした際、自身にハンドがあったことを直後に認めた。FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長は、この振る舞いを『ツイッター』上で褒め称えている。
クローゼは開始3分のCKからゴールネットを揺らし、審判もゴールの判定をした。しかしクローゼはハンドがあったことを申告し、ゴールは取り消しとなっている。なお、ハンドをしたクローゼにはイエローカードの提示はなかった。
ブラッター会長は『ツイッター』に、「素晴らしい。クローゼの行いは偉大でフェアプレーな選手であることを示した」と、FIFAの試合記事とともにクローゼの行動に賛辞を投稿した。
また、インテルMFエステバン・カンビアッソは『メディアセット・プレミアム』に対して、「クローゼの誠実さを称える声は少ないかもしれない。逆に、ずるさが足りないと言われるかもしれない。でも子どもは選手の振る舞いをみているだろう。この行為は手本だと思う」とコメントしている。