ニーダーレヒナーが半年早くヘルタに加入 [写真]=Getty Images
ヘルタ・ベルリンは18日、アウクスブルクからドイツ人FWフロリアン・ニーダーレヒナーが完全移籍で加入することを発表した。
ヘルタとニーダーレヒナーはアウクスブルクとの契約が切れる今年夏のフリー移籍で合意済みだったが、予定を変更して半年早くチームに加わることになった。推定移籍金は50万ユーロ(約7000万円)。2025年6月30日までの契約を結び、背番号は「7」に決まった。
現在32歳のニーダーレヒナーは、ドイツ下部リーグの複数クラブを渡り歩いた後、2013年1月に加入したハイデンハイムでブレイク。2015年夏にマインツへのステップアップを果たした。
マインツでは思うように結果を残せず、2016年1月にフライブルクへと期限付き移籍。同クラブの1部昇格に貢献し、2017年夏に完全移籍へと移行した。2019年夏に加入したアウクスブルクでもエースとして活躍していた。ブンデスリーガ1部通算181試合に出場し、44ゴールを挙げている。
ヘルタはブンデスリーガ中断時点で降格圏一歩手前の15位と苦しんでおり、わずかな移籍金をアウクスブルクに支払ってでも、ニーダーレヒナーを早期に獲得する決断を下した。チームの編成を担うフレディ・ボビッチ氏は、「夏に予定していた移籍をこの移籍期間に急きょ実行できたことを嬉しく思います。今シーズンのブンデスリーガの試合でフロリアンがもたらしてくれるクオリティを楽しみにしています」と、ベテランストライカーに期待を寄せている。
By サッカーキング編集部
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