タレントを擁しながらも苦戦するライプツィヒが監督解任 [写真]=Getty Images
ライプツィヒは5日、アメリカ人指揮官ジェシー・マーシュ監督との契約を双方合意の上で解消した。同日にクラブ公式サイトで発表した。
ライプツィヒは3日に行われたブンデスリーガ第14節ウニオン・ベルリン戦に敗れてリーグ戦3連敗。同試合後、「徹底的な分析と集中的な話し合いを行った」上でマーシュ監督の退任が決定した。7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループA第6節マンチェスター・C戦に向けては、アシスタントコーチのアヒム・バイアーロルツァー氏が暫定的に指揮をとる。また、正式な後任は近日中に発表されるとのことだ。
現在48歳のマーシュ氏は現役引退後、モントリオール・インパクトやニューヨーク・レッドブルズなどで監督を歴任。2018-19シーズンはライプツィヒでラルフ・ラングニック元監督(現マンチェスター・U)のアシスタントコーチに就任し、同シーズンのブンデスリーガ3位とDFBポカール決勝進出を支えた。
2019年7月からはザルツブルクを率い、MF南野拓実(現リヴァプール)やMF奥川雅也(現ビーレフェルト)、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(現ドルトムント)らを指導。また、2シーズン連続でチームをCLの本戦へと導き、同大会で指揮をとった初のアメリカ人監督ともなった。
マーシュ監督は今夏に2年契約でライプツィヒの監督に就任。しかし、ブンデスリーガでは第14節終了時点で5勝3分6敗の11位と低迷し、CLでも決勝トーナメント進出を逃した。