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衰え知らずの37歳長谷部が語るコンディショニング、同僚も「どうやって長く…」

2021.06.17

オムロンの低周波治療器アンバサダーに就任した長谷部

 フランクフルトに所属するMF長谷部誠が、オムロン ヘルスケア株式会社が手掛ける低周波治療器『オムロン 低周波治療器HV-F080シリーズ』のアンバサダーに就任。都内で発表会を行った。

 低周波治療器は長く愛用しているという長谷部。「この年齢までプレーしてきた中、リカバリーの重要性は強く感じていて、低周波治療器に関してはドイツに渡るとき、日本で受けていた針治療などが受けられなくなるため、トレーナーに勧められ、13年間使い続けてきました。長くサッカーをやっていることを評価してもらっているので、リカバリーの重要性を共感してもらえると思っています」と、37歳にしてなお、ブンデスリーガというトップレベルの試合に出続けている秘訣の一つと語った。

 昨シーズンはチャンピオンズ出場権を獲得できる可能性もあったが、終盤の失速もあり、5位でフィニッシュ。一方で自身は契約延長の発表は主将を務めるなどしたシーズンとなった。「ほとんどの試合が無観客で、サッカーの醍醐味の一つである情熱が少し欠けた形となりましたが、フランクフルトは最後までCLを争う戦いができました。残念ながら最後は逃すことになりましたが、ELの舞台にはまた立てます。チームとしてはよかったところ、残念なところがあり、複雑なシーズンでした」と振り返った。

 個人の出来としては「1年1年がラストシーズンと考えながら、3、4シーズンとやってきて、今シーズンはボランチとしても出場して1試合12キロくらい走ることもありましたけど、自分でも『ここまでできるんだ』とびっくりした部分もありますし、周囲もパフォーマンスを評価してくれていることが嬉しいですね」と、コンディショニングについては満足感があることを示した。

「20代前半とはサッカー、体、自分との向き合いは変わってきている」という長谷部。トレーニングだけでなく、食事とリカバリーの三本柱が大事であると話し、「試合への準備の仕方は基本的に決まっています。試合の何日前からこういった治療を受け、食事は試合2日前からこういったものを食べるなど、細かいルーティンはたくさんあります。ただ、自分の良さは柔軟性と思っていて、決めすぎず、その時々で対応して、心のストレスも軽減するようにしています。試合でのプレッシャーと向き合う中、心のバランスも大切。心と体、方法、取り組み方は確立したものはあります」と説いた。

 来年1月には38歳を迎える。「おそらく来シーズンも今の時点では最年長になりますね。チームには15カ国ほどの選手がいて、若い選手からもよく『どうしてそれだけ長くプレーできるのか』、『日本人は何がいいんだ?食べ物か?』など聞かれます。日本人の遺伝子も関係あるでしょうし、普段から心と体に向き合うことが自分の特長だと思っているので、来シーズンも続けていきたいですね」と、長谷部らしく周囲の手本となる振る舞いは一切変えることなく、新シーズンに向かっていく。

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