ドルトムントとブレーメンが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第29節が18日に行われ、6位ドルトムントと13位ブレーメンが対戦した。ブレーメンのFW大迫勇也は1月2日の第14節ウニオン・ベルリン戦以来、リーグ戦で15試合ぶりとなる先発復帰を果たし、59分までプレーした。
ドルトムントはクラブの黄金期である1990年代にインスバイアされた、特別なユニフォームを着用した。ベースとなるボディの部分はグラフィック入りの黒、サブカラーにはネオンイエローを配色。また、ブンデスリーガとスポンサーの肩パッチはモノクロの特別仕様のものとなっている。
試合は14分にブレーメンが先制。マキシミリアン・エッゲシュタインのスルーパスに抜け出したミロト・ラシカがゴール左下に流し込んだ。ドルトムントは29分に試合を振り出しに戻す。マテウ・モレイのパスを受けたジョヴァンニ・レイナは、ペナルティエリアの外から右足一閃。強烈なシュートをゴール右上に突き刺した。
ドルトムントは33分、マルコ・ロイスがエリア内で倒されてPKを獲得し、アーリング・ハーランドが成功させて逆転する。さらに38分、レイナのクロスが相手DF2人に当たってゴール前にこぼれると、ハーランドが押し込んだ。ハーランドは今季9度目のドッペルパック(1試合2得点)となり、クラブ最多記録。ドルトムントは2点リードで折り返した。
ハーランドは83分、ロイスのフリーキックに頭で合わせてドライアーパック(1試合3得点)を達成したかに思われたが、これはオフサイドで取り消された。ドルトムントは87分、トルガン・アザールの右コーナーキックをマッツ・フンメルスがヘディングで押し込み、ダメ押しの4点目を獲得する。
試合はこのまま終了。ドルトムントは2連勝となり、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位フランクフルトとの勝ち点差を「4」に縮めた。ブレーメンはリーグ戦5連敗となった。次節はミッドウィークに行われ、ドルトムントは21日にMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとホームで、ブレーメンは同日にマインツとホームで対戦する。
【得点者】
0-1 14分 ミロト・ラシカ(ブレーメン)
1-1 29分 ジョヴァンニ・レイナ(ドルトムント)
2-1 34分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
3-1 38分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
4-1 87分 マッツ・フンメルス(ドルトムント)