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鎌田大地、今季4点目も負傷交代…フランクフルトとライプツィヒの上位対決はドロー

2021.03.15

ライプツィヒとフランクフルトが対戦した [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地でライプツィヒと対戦した。先日にフランクフルトとの契約を1年延長した長谷部は、14試合連続の先発起用となり、守備的MFとしてフル出場。腰痛で前節を欠場した鎌田は、2試合ぶりに先発復帰し、右ウイングバックとして81分までプレーした。

 ライプツィヒは7分、エミル・フォルスベリのスルーパスから抜け出したジャスティン・クライファートがGKとの一対一を迎えたが、決めることはできない。14分にはフリーキックの流れからヴィリ・オルバンがネットを揺らしたが、オフサイドでゴールは認められない。

 ライプツィヒは28分にアクシデントが発生。ダヨ・ウパメカノが右足のハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、ルーカス・クロステルマンとの交代でピッチを後にした。

 フランクフルトは39分、ジブリル・ソウのラストパスをエリアの右で受けた鎌田が右足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられない。前半はスコアレスで折り返した。

 後半立ち上がりの47分に試合が動き、ライプツィヒが先制する。クライファートがカットインから右足を振り抜くと、強烈なシュートは相手GKケヴィン・トラップに防がれるが、こぼれ球に素早く反応したフォルスベリが押し込んだ。

 しかし61分、フランクフルトが試合を振り出しに戻す。セバスティアン・ローデのスルーパスからペナルティエリア左のスペースに抜け出したアンドレ・シウヴァが折り返すと、ボールは相手DFに当たって鎌田の前にこぼれ、鎌田はダイレクトボレーで押し込んだ。鎌田は2月20日のブンデスリーガ第22節バイエルン戦以来となる今季4点目を記録した。

 81分、フランクフルトにアクシデントが発生する。サイドに流れたボールを鎌田がクリアした直後、鎌田は背後からクリストファー・エンクンクに衝突される。ピッチに倒れ込んだ鎌田はプレー続行を諦め、ラフナール・アヘとの交代でベンチに下がった。

 お互いに追加点のチャンスを逃したこともあり、試合は引き分けで終了。ライプツィヒはリーグ戦10試合ぶりのドローとなり、首位バイエルンとの勝ち点差は「4」に開いた。フランクフルトはリーグ戦2試合連続のドローで3戦未勝利となったが、4位を維持している。次節、ライプツィヒは19日にMF堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトとアウェイで、フランクフルトは20日にMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとホームでと対戦する。

【スコア】
ライプツィヒ 1-1 フランクフルト

【得点者】
1-0 47分 エミル・フォルスベリ(ライプツィヒ
1-1 61分 鎌田大地フランクフルト

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By サッカーキング編集部

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