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最下位シャルケで“内紛”勃発? 主力選手がグロス監督の退陣要求も…後任希望者はゼロ

2021.02.27

泥沼から抜け出せないシャルケ [写真]=Getty Images

 シャルケでは選手とクリスティアン・グロス監督の間で不和が生じているようだ。26日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 シャルケはデイヴィッド・ワグナー元監督が指揮をとっていた昨シーズン途中から不調に陥り、今季も2連敗スタートとなったことで昨年9月27日にワグナー元監督を解任を発表。同30日に後任としてマヌエル・バウム前監督を招へいしたが、その後も未勝利が続き、同年12月18日に同監督を解任した。2020年内はクラブ幹部のフーブ・ステフェンス氏がチームを暫定的に指揮し、同年12月27日にグロス監督が就任した。

 グロス監督は就任2試合目となった1月9日のブンデスリーガ第15節ホッフェンハイム戦で、約1年ぶりとなるリーグ戦での白星をもたらした。しかし、その後もチームの調子は上向かず、第16節から現在まで7試合未勝利(2分5敗)。リーグ戦は残り12試合となっているが、シャルケは残留圏の15位ヘルタ・ベルリンと勝ち点差「9」の最下位に沈んでいる。

『スカイスポーツ』によると、選手たちはグロス監督らコーチ陣に対して不信感を抱いており、チーム内で影響力を持つ選手たちがヨヘン・シュナイダーSD(スポーツディレクター)に監督交代を要求した模様。同メディアによると、66歳のグロス監督は、自分の選手と相手の選手の名前を何度も混同したり、ときに間違った言葉遣いをしているという。また、選手たちは同監督について、トレーニングの組み方や、試合での戦術的な方向性が不十分だと考えているようだ。さらに、一部の選手はシャルケが多くの負傷者を抱えている原因の一端として、アスレティックコーチを務めるヴェルナー・ロイタード氏のトレーニングやリハビリ方法を批判しているようだ。

 しかしながら、シュナイダーSDは現時点でグロス監督の解任を考えていないと見られている。同監督の就任から2カ月しか経っていないことも理由の一つとして考えられているが、何よりも後任を希望する人物が誰もいないという問題に直面しているようだ。アシスタントコーチのライナー・ウィドマイヤー氏、ローン選手マネージャーのマイク・ビュスケンス氏、シャルケのU-19チームを率いるノルベルト・エルゲルト氏が後任候補と目されていたが、いずれも辞退したと伝えられている。

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