ウニオン・ベルリンとバイエルンが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第11節が12日に行われ、FW遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとバイエルンが対戦した。遠藤は2試合連続のベンチスタートとなり、71分から出場を果たした。
前節のベルリン・ダービーに敗れ、今季2敗目を喫したウニオン・ベルリンが王者バイエルンをホームに迎えた。バイエルンは9月27日に行われたブンデスリーガ第2節以来、公式戦無敗を維持している。今季好調な戦いを見せている両チームの一戦となった。
試合を動かしたのはウニオン・ベルリンだった。4分、左サイドのCKからグリシャ・プレメルがヘディングで合わせると、ボールはゴール右に吸い込まれた。これはGKマヌエル・ノイアーも反応できず。
さらにウニオン・ベルリンは22分にも決定機を迎える。自陣ペナルティエリア付近でジャマール・ムシアラからボールを奪うと、カウンターを発動する。最後はタイウォ・アウォニイがGKと1対1になるが、シュートは好セーブに阻まれた。
1点ビハインドで後半へ折り返したバイエルンは67分、同点に追いつく。アルフォンソ・デイヴィスが左サイドを突破し、中央へ折り返すと、ロベルト・レヴァンドフスキが右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。ウニオン・ベルリンは76分、ペナルティエリア内に侵入した遠藤が右足で狙いすましたシュートを放つが、GKにキャッチされた。
試合はこのまま終了。王者相手に先制したウニオン・ベルリンだったが、後半の失点でドローとなった。ウニオン・ベルリンは6位、バイエルンは首位のままとなっている。
次節、ウニオン・ベルリンは15日にアウェイでシュトゥットガルトと、バイエルンは16日にホームでヴォルフスブルクと対戦する。
【得点者】
1-0 4分 グリシャ・プレメル(ウニオン・ベルリン)
1-1 67分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)