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長谷部誠が語る、前節大敗のフランクフルトに必要なものとは「来季に欧州大会でプレーしたいなら…」

2020.10.29

在籍7年目の長谷部 [写真]=Getty Images

 フランクフルトに所属するMF長谷部誠が、31日に行われるブンデスリーガ第6節ブレーメン戦を前に、クラブ公式のインタビューに登場した。28日、クラブ公式サイトが伝えた。

 2014年からフランクフルトでプレーする長谷部は現在36歳。クラブとの契約を新たに1年間延長して臨む今季は、センターバックとしてここまでのリーグ戦全5試合にフル出場を果たしている。チームは開幕から4試合で2勝2分と好スタートを切ったものの、24日に行われた前節バイエルン戦はなすすべなく0-5の大敗を喫してしまった。

 今季初黒星をとなったバイエルン戦を振り返った長谷部は、「5失点は明らかにやられすぎです。僕たちはすでに試合を分析し、悪かった点と良かった点の両方を明らかにすることができています。現在の狙いは、土曜日(ブレーメン戦)にそれを実装し、より良くすることです。ビデオ分析では失点以外にも様々な場面を調べます。映像を見て、ボールを奪ったときはもっと明確なプレーをしなければならないことがわかりました」と、次戦に向けての改善点を語った。

 同選手はここまでのシーズンやチーム内の状況にも言及。上位フィニッシュという目標を実現させるためには、安定感の向上が必須になると語った。

「現在5試合で勝ち点『8』を獲得しています。現状なら、バイエルンに負けたとしても『問題はない』と言えるかもしれません。ただ、ビーレフェルトフェルト戦(0-0)とケルン戦(1-1)では4つの勝ち点を落としました。ここまでは順調に進んでいると思いますが、来年に(チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど)欧州大会でプレーしたいのであれば、改善しなければなりません。なので、ブレーメン戦と(7日の第7節)シュトゥットガルト戦は、可能な限り勝ち点「6」を獲得する必要があります」

「パフォーマンスの一貫性を高めないといけません。良い試合と悪い試合を交互に繰り返していては、得られるものも少なくなってしまいます。今シーズン、チーム内には『可能な限りの成功を収めたい』という意志が間違いなくあります。ただ、実際に成し遂げるためには、試合でもこの意志を示し、成功のためにさらに貪欲でなければならないでしょう。バイエルン戦では、それが少し足りなかった」

 長谷場は最後に、次戦の対戦相手であるブレーメンに言及。38歳の若手監督が率いる好調のチームに対して警戒感を示した。

「ブレーメンは非常に良いスタートを切り、最初の5試合で勝ち点『8』を獲得しました。昨シーズンは彼らにとって非常な困難なものでしたが、今季はすでにそのクオリティを証明しています。だから、簡単な試合だとは思わずにトレーニングを積んでいます。彼らには(フロリアン・コーフェルトという)若い監督がいて、僕とはほとんど年齢が変わらない。非常に情熱的な方で、ほとんどサイドラインに立っている。この情熱も試合の結果に反映されているんじゃないかな、と考えています」

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