ヘルタ・ベルリンからの関心が報じられたマリオ・ゲッツェ [写真]=Getty Images
現在は無所属となっている元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの新たな所属クラブとして、ヘルタ・ベルリンが挙がっているようだ。2日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
ゲッツェは今年6月末に契約満了でドルトムントを退団し、フリーとなっていた。同選手にはこれまでレヴァークーゼンや国外クラブからの関心が報じられていたが、新型コロナウイルスの影響もあり、契約には至っていなかった。そのようななか、ヘルタ・ベルリンが同選手の獲得に名乗りを上げているようだ。
ヘルタ・ベルリンを率いるブルーノ・ラバディア監督は『ビルト』とのインタビューで、「私はゲッツェの大ファンだ。ずっと前からそうだ」と語っている。また、同クラブのCEOであるアルネ・フリードリヒ氏はゲッツェと同監督とのコンタクトを認め、「もちろん、ゲッツェは我々が検討している選手だ」と話した。
現在28歳のゲッツェは2001年にドルトムントの下部組織に加入。2010年にトップチームに昇格し、2010-2011シーズンからブンデスリーガを2連覇、2012-2013シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献した。2013年にバイエルンに加入すると、3シーズンで公式戦114試合に出場して36得点24アシストを記録。
その後2016年にドルトムントに復帰したが、2018年に代謝異常の病気を患ったこともあり、出場機会が減少。4シーズンで公式戦103試合の出場にとどまっていた。