スイス合宿に参加しているサンチョ [写真]=Getty Images
イングランド代表MFジェイドン・サンチョのドルトムント残留が決まったようだ。同クラブのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が10日に明言した。
ツォルクSDは、「サンチョは我々の計画の一部だ。彼は来シーズン(2020-21シーズン)も一緒にプレーする。これは最終決定だ。これがすべての疑問の答えになるだろう」と残留を明言。
さらに、ツォルクSDは昨年夏に密かに契約延長を行っていたことも明かした。「彼のパフォーマンスに基づいて、昨年夏に給料を調整した。それに伴い、契約は2023年まで延長している」とコメント。クラブは、2018年10月に同選手との契約を2022年6月30日まで延長したことを発表していた。
現在20歳のサンチョは2019-20シーズンのブンデスリーガで32試合に出場し、17ゴール16アシストを記録。ブレイクを果たした18-19シーズンの12ゴール17アシストに続いて、2シーズン連続で10ゴール10アシスト以上を達成していた。
今夏は移籍が噂され、一時はマンチェスター・Uへの加入間近とも見られていたが、ドルトムント側が要求していた移籍金1億2000万ユーロ(約150億円)で合意に至らなかった模様。また、ドルトムントが設定した移籍期限の8月10日を迎え、サンチョ本人も同日からスタートした合宿に参加したため、残留が決定的となったと報じられていた。