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鎌田大地がテストマッチで先制点アシスト!…ひざ手術の長谷部誠は先発出場

2020.08.02

先制点をアシストした鎌田大地 [写真]=Getty Images

 MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは、8月1日に行われたテストマッチでモナコと対戦した。

 長谷部は6月末にブンデスリーガ最終節を欠場して日本に帰国し、ひざの手術を受けていたが、7月27日の練習開始からチームに再合流。実戦復帰となった今試合ではキャプテンマークを巻いて先発出場し、3バックの中央で前半のみプレーした。鎌田はベンチスタートだったが、後半開始から出場して先制点をアシストした。

 フランクフルトは、前指揮官であるニコ・コヴァチ監督が就任したモナコをホームに迎えた。前半は主導権を握り、12分にフィリップ・コスティッチのクロスからゴール前のバス・ドストが右足シュート。16分には高い位置でボールを奪ったアンドレ・シルヴァの折返しを再びドストがダイレクトで叩いたが、チャンスを生かせず。

 さらにフランクフルトは、40分にアイメン・バルコクがエリア前中央から右足でゴール右隅を狙い、45分にはシュテファン・イルザンカーがエリア前中央から強烈なミドルシュートを放ったが、どちらも相手GKの好セーブに阻まれた。

 フランクフルトはハーフタイムに守護神のケヴィン・トラップ以外のフィールドプレイヤー10人を変更して後半を迎えた。すると58分、鎌田がエリア左からパスを送ると、中央のゴンサロ・パシエンシアがワンタッチでDFをかわし、左足シュートをゴール左隅に突き刺す。この日、26歳の誕生日を迎えたパシエンシアのバースデーゴールでフランクフルトが先制に成功した。

 リードを得たフランクフルトは79分にもチャンス。鎌田がエリア中央に抜け出して決定的なシーンを迎えたが、右足シュートは惜しくも右ポストに弾き返された。一方のモナコは85分、ウィレム・ジーベルズが相手のバックパスに反応し、GK目前で右足シュート。これはGKトラップの好ブロックに防がれたが、こぼれ球を拾ったアンソニー・ムサバが冷静に押し込んで同点ゴールを挙げた。

 試合はこのままドローで終了。フランクフルトは、8月6日に行われるヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグでバーゼルとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
フランクフルト 1-1 モナコ

【得点者】
1-0 58分 ゴンサロ・パシエンシアフランクフルト
1-1 86分 アンソニー・ムサバ(モナコ

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