バイエルンとの契約が残り1年のチアゴ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラは、今夏にドイツを離れる可能性があるようだ。14日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。
現在29歳のチアゴはバイエルンとの契約が2021年6月30日までとなっているが、契約延長交渉が難航していることから、今夏の移籍の可能性が浮上している。そんななか、チアゴはミュンヘンの家をすでに売りに出していると『ビルト』は伝えている。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは先日、『ビルト』に対して「選手を来夏にフリーで失うことは避けたい」と、チアゴの売却を示唆するコメントをしていた。同メディアによると、バイエルンは今夏の補強資金を捻出するために、同選手をなるべく早く売却したいと考えているようだ。
現時点でチアゴの移籍先はリヴァプールが有力だと見られている。バイエルンは同選手の移籍金に3000万ポンド(約41億円)を要求している模様だが、リヴァプールは来夏のフリー移籍による獲得でも構わないと考えており、交渉は平行線を辿っているようだ。