無断外出で罰金を科された、バイエルンのJ・ボアテング [写真]=Getty Images
バイエルンに所属する元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、クラブから罰金を科された模様だ。2日に、フランス紙『レキップ』が報じている。
現在31歳のJ・ボアテングは、2011年7月にバイエルンへと加入。長年、センターバックとしてチームに貢献してきた。
今回の報道によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界各国政府が外出禁止令を出す緊急事態のなか、J・ボアテングはクラブに許可を得ずにミュンヘンを“脱出”。病気の息子を訪問するための外出だったようだが、その途中に不運にも交通事故に遭ってしまい、無断外出が発覚したようだ。これにより、クラブはJ・ボアテングに罰金を科すことを決めたと伝えられている。なお、罰金の金額は定かになっておらず、罰金はミュンヘンの病院組合に寄付される予定だ。
J・ボアテングがケガを負ったという情報はないものの、新型コロナウイルスで世界中の人々が不自由な生活を余儀なくされているなかでの今回の行動に、多くの批判が集まっている模様だ。