レヴァークーゼンはDFBポカール3回戦で遠藤航が所属するシュトゥットガルトに勝利した [写真]=Bongarts/Getty Images
DFBポカール(ドイツ杯)3回戦が5日に行われ、日本代表MF遠藤航が所属する2部のシュトゥットガルトがレヴァークーゼンと対戦した。なお、遠藤は先発フル出場を果たしている。
レヴァークーゼンは序盤からボールを支配し、相手に主導権を握らせない。18分には怒涛の攻撃で相手ゴールに襲い掛かるが、シュトゥットガルトは必死の守備でゴールラインを割らせない。
一方のシュトゥットガルトは26分、ニコラス・ゴンザレスが巧みなドリブルで相手をかわし、最後はシラス・ワマンギツカがシュートを放つ。しかしこれはポストに嫌われて先制点とはならなかった。
レヴァークーゼンは44分、ムサ・ディアビのクロスにルーカス・アラリオが折り返し、最後はカイ・ハフェルツが押し込んでゴールネットを揺らした。しかし、VARの判定でハフェルツがオフサイドポジションにいたとして、ノーゴールとなった。
スコアレスで迎えた後半、レヴァークーゼンは相手DFの交錯からこぼれたボールをアラリオが突き刺して再びゴールラインを割るが、その前にオフサイドがあったとしてまたもノーゴールに。65分にもハフェルツがクロスに合わせてシュートをゴールに突き刺す。しかしこれもオフサイドでなかなか先制には結びつかない。
それでも71分、レヴァークーゼンがようやく均衡を破る。カリム・ベララビがコーナーキックでキッカーを務めると、シュトゥットガルトのGKファビアン・ブレドロウが痛恨のパンチングミス。ボールはゴールに吸い込まれ、レヴァークーゼンが待望の先制点を獲得した。
さらにレヴァークーゼンは83分、ベララビが放ったシュートは一度GKに弾かれる。しかしそのこぼれ球にアラリオが触れると、ボールはゴールに吸い込まれて追加点となった。
一方のシュトゥットガルトは85分、ワマンギツカがニコラス・ゴンザレスのクロスに合わせて1点を返し、すぐさま再び1点差まで詰め寄った。その後もカウンターから得点の機会を窺うがゴールの枠を捕えられず、そのまま試合は終了。2-1でレヴァークーゼンが勝利した。
【得点者】
1-0 71分 オウンゴール(ファビアン・ブレドロウ/レヴァークーゼン)
2-0 83分 ルーカス・アラリオ(レヴァークーゼン)
2-1 85分 シラス・ワマンギツカ(シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
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