ザンクト・パウリはシャヒンへの処分を発表した [写真]=Getty Images
FW宮市亮が所属するザンクト・パウリは14日、トルコ人MFジェンク・シャヒンをトップチームから追放することを発表した。
ドイツ誌『Kicker』日本語版によると、シャヒンは自身のインスタグラムで「英雄である我が軍を支持する。君たちのために祈っている」と、シリアに侵攻したトルコ軍への支持を表明していたようだ。
この投稿を受けて、ザンクト・パウリは調査を行った結果、シャヒンをチームから外すことを決断した模様。また、以下のように声明を発表した。
「我々は異なる文化の争いについて、細かく判断をすることはできない。また、そうすべきでもないと考えている。しかし議論の余地なく、いかなる戦争行為についても反対の意思を持っている。それが今回の彼の支持との間で、根本的に反するものだった」
なお、ザンクト・パウリとシャヒンの契約は2021年まで残っているものの、クラブは同選手に他クラブの練習に参加する許可を与えているという。