ブレーメン戦で罰金処分を科されたドルトムントのロイス [写真]=Getty Images
ドイツサッカー連盟(DFB)は、ドルトムントと同クラブに所属するドイツ代表MFマルコ・ロイスに罰金を科したようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が9日に伝えている。
ドルトムントは、4月27日に行われたブンデスリーガ第31節でシャルケと対戦した。ロイスは先発出場を果たしたが、60分に自陣での危険なタックルで一発退場。ドルトムントは2-4で痛い敗北を喫する結果となった。これを受け、ロイスにはリーグ戦2試合の出場停止処分が下された。
しかし、ロイスは第32節のブレーメン戦でベンチのすぐ横に座り、チームメイトを鼓舞していたという。本来は立ち入りが禁止されているエリアに座ったことがルール違反に当たり、DFBは同選手に5000ユーロ(約62万円)の罰金処分を下した。罰金はゼップ・ヘルベルガー基金に寄付されるようだ。さらに、ドルトムントに対しても1万ユーロ(約123万円)の罰金が科された。
ドルトムントはこの判断を受け入れているという。また、ロイスはこのルールについて知らなかったようだ。