FOLLOW US

原口と“信頼”の縦関係で攻撃活性化も…不発の浅野拓磨「何より結果が大事」

2019.04.01

3試合ぶりに出場した浅野拓磨 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ハノーファーに所属するFW浅野拓磨が、3月31日に行われたブンデスリーガ第27節のシャルケ戦に75分から途中出場。しかしチームはホームで0-1の敗戦を喫し、6連敗となった。

 3試合ぶりの出場だった。前々節のレヴァークーゼン戦はひざのケガで欠場し、前節のアウクスブルク戦はベンチ入りしたが出番なしで終わった。2週間の代表ウィークをはさんだ今節は3枚目の交代枠で19歳のリントン・マイナとの交代でピッチに立った。

「まず今は試合に出るところから、日頃の練習からアピールしいるし、チャンスがめぐってきたことは僕にとっては1つ大きなこと」。1点ビハインドの状況で投入され、「チームとしても前に前にという状態になっていたし、僕自身もボールを持ったら仕掛けることしか考えていなかった。試合の流れ的にもチャンスがたくさんあったので、自分が入ったら同点じゃなくて、勝ち越す気持ちでピッチに入った」と気合は十分だった。

 すると出場直後の76分に、いきなり決定機に絡む。浅野が原口からの縦パスを受けて右サイドを持ち上がり、エリア内右に上がってきた原口にリターンパス。これを原口が中央のニコライ・ミュラーにつなげて決定的なチャンスを迎えたが、ミュラーのシュートは惜しくも相手GKのスーパーセーブに阻まれた。それでも浅野の投入後、原口と縦の関係になった右サイドから攻撃は活性化されていた。

 原口が「リントンが途中から自信を失った感じで、(パスを)受けようとしなくなったので、僕的にも難しかった。もうちょっと早く拓磨に代えてもよかったかなとは思った」と語れば、浅野は「元気くんがボールを持ったら(パスが)出てくる」と先輩への信頼を話す。

「他の選手と組んでる時は、なかなか自分のタイミングで出てくることは多くなかったけど、とにかく元気くんはボールを持ったら自分の動きを見てくれていたので、今日は自分もそのぶん動かないとなと思った。そこはやりやすさというか、お互いがお互いのプレーを信頼できているのかなと思う」

 浅野は終盤にチームの勢いを加速させ、「自分ができることをピッチの上で100パーセント表現しようという気持ちで入ったので、それはプレーに少しは表れたと思う」と手応えを感じていたが、ノーゴールに終わったため、「でも何より結果が大事ですし、そこを動かせなかったのは、自分の課題でもあるので、続けてやっていくしかない」と悔しさを滲ませた。

【PR】「ABEMA」なら
ブンデスリーガが無料視聴可能!

ABEMA

「ABEMA」とは、好きな時間に好きな場所で、話題の動画を楽しめる新しい未来のテレビ。登録不要でプレミアリーグを含む様々なコンテンツが無料で視聴できます。

ただし、ブンデスリーガの無料配信は一部(毎節3試合予定)のため、厳選の好カードを堪能するなら「ABEMAプレミアム」月額960円(税込)への加入がおすすめ。

  1. ABEMAプレミアムなら厳選された注目カードが楽しめる!
  2. 追っかけ再生、見逃し配信などうれしい機能が充実!
  3. 初めてABEMAプレミアムに登録する方は2週間無料!

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO