今季のブンデスリーガでは11得点を挙げているヴェルナー [写真]=Bongarts/Getty Images
19日に行われたブンデスリーガ第18節のドルトムント戦で注目を集めたのが、ライプツィヒに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーだ。対戦相手のドルトムントからの関心が伝えられていたことが理由だが、どうやら移籍が実現することはなさそうだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が報じている。
同誌によると、ヴェルナーとドルトムントが接触していたとの噂もあったものの、同クラブのスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏が「現時点では(獲得は)考えにはない」とコメントしたという。同氏は「非常に危険な選手。とても良いFW」とヴェルナーを高く評価しているようだが、獲得リストにその名は記されていないようだ。
同誌は、ドルトムントがヴェルナー獲得へ乗り出さない理由に言及。資金面での障壁はないものの、現在のチームに同選手に理想的なポジションがないことを指摘している。そしてドルトムントは、ヴェルナーとは異なるタイプのFWを探しているとも伝えられている。