負傷の状態や来年の目標を語った井手口
ブンデスリーガ2部のグロイター・フュルトに所属するMF井手口陽介が22日にドイツから帰国し、取材に応じた。
井手口は今シーズン、イングランド2部のリーズからフュルトにレンタル移籍で加入。移籍後初出場となったブンデスリーガ2部第5節ホルシュタイン・キール戦では初スタメンで初ゴールを決めるなど順調なスタートを切ったが、9月30日に行われた第8節のディナモ・ドレスデン戦で右ひざの後十字じん帯を断裂し、無念の負傷離脱を強いられていた。
井手口は右膝の状態について「非常に良い感じだと思います」と報告した。「リハビリも日本でやってきたことを継続しながら、また新しいことをドイツでやっている。対人以外は自信を持ってやれると思います」とコメント。全体練習には「入ったり、入らなかったり」という状況が続いているが、「ボールは全然蹴れます」と順調な回復をアピールした。年明けの全体練習合流を目指すという。
「このような怪我は初めて。ケガしてからは不安でしたけど、離れてみたらすごく自分の弱いところを改善できていると思う。それはすごく良かった」
今月12日にはAFCアジアカップUAE2019に臨む日本代表メンバー23名が発表されたが、負傷の影響もあり、井手口が選出されることはなかった。井手口はアジアカップについて「まだケガも完治していないし、練習に全体合流できてもいないので」と述べ、「(メンバーから外れて)残念ってよりは、これからしっかり(ケガを)治して、次って気持ちの方が強い」と話した。
最後に、2018年を振り返った井手口は以下のようにコメント。来年に向けての意気込みも語っている。
「この1年間試合に出られなかったり、ロシアW杯に行けなかったり、初めての大きなケガをしたり、すごく苦い経験でもありながら、良い経験をした。今年の悔しさを晴らすために、来年は試合に出続けることを目標にしていきたい」
By サッカーキング編集部
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