ドルトムント戦にフル出場したリベリー [写真]=Getty Images
10日に行われたブンデスリーガ第11節ドルトムント戦の後、バイエルンに所属する元フランス代表MFフランク・リベリーがフランスのテレビ解説者とトラブルを起こしていたようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が14日に報じている。
バイエルンでは敵地での大一番で2-3と敗戦。リベリーはフル出場したものの、勝利を収めることはできなかった。報道によると、同選手と解説者のパトリック・ギユ氏との間でトラブルが生じたのは、試合後約1時間後とのこと。両者は数年来の知り合いとのことだが、ギユ氏が解説を務めた『beIn Sports』が「フランク・リベリーがギユ氏を侮辱し、身体的ダメージを与えた」と報じたという。12日にドイツ紙『ビルト』が伝えたところによれば、リベリーは「ビンタを3度見舞ったうえに、胸を小突いた」のだそうだ。
トラブルの引き金となったのは、ギユ氏が試合中継にて、バイエルンが喫した3失点のうち2失点について、リベリーが部分的に関与していたと述べていたことにある模様。『ビルト』によれば、今後はクラブ首脳陣が問題に対応していくようだ。
スポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は本件の事実を認めたうえで、「近いうちに直接話し合いを行い、状況について確認する」と語っている。『ビルト』によれば、バイエルンは今週中にもリベリーへの処分を決定する模様。今のチーム状況を思えば、ピッチ外での問題を抱えたくはないところだろう。