自身の去就について語ったウリ・ヘーネス会長 [写真]=TF-Images via Getty Images
バイエルンのウリ・ヘーネス会長が、後任候補次第で会長職を辞する可能性を示唆した。ドイツ誌『kicker』日本語版が9日に報じている。
ヘーネス会長は2009年にバイエルンの会長に就任。2013年に脱税容疑で逮捕されると、翌2014年に実刑判決を受けて会長職を辞任した。禁錮3年6カ月で刑が確定したが、模範囚だったこともあって刑期が半減。2016年2月に出所し、同年11月の会長選挙で再任された。
契約期間は2019年までとなっているヘーネス会長だが、後任候補次第では同職から退く可能性を示唆したという。ドイツ紙『ビルト』の報道を引用した『kicker』日本語版によると、同会長は「おそらくは、あと2、3年は続けるんじゃないか」とも語っているようだが、以下のようにコメントしている。
「人間性をしっかりと持ち合わせた人物である必要がある。サッカーの世界から来ている人物で、オールラウンダーを探しているんだ。簡単なことではないが、それが可能であれば、来年にだって辞める可能性がある」