MF起用の可能性を報じられたキミッヒ [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが負傷離脱を強いられたことで、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒがボランチで起用される可能性があるようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が11月3日に報じている。
チアゴは10月30日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)2回戦のレーディングハウゼン戦で先発出場。しかし、相手選手の厳しいタックルに見舞われて負傷し、75分に途中交代を余儀なくされていた。翌31日、バイエルンは右足首のじん帯損傷と発表。数週間の離脱を強いられる見通しと伝えた。
報道によると、ニコ・コヴァチ監督はチアゴについて「存在感を示し、素晴らしいシーズンを過ごしていた」と高く評価していたが、離脱を強いられることとなってしまった。指揮官は「さらにたくましく帰ってきてくれることだろう」と期待を寄せているものの、当分は同選手の穴埋めをしなければならない。
同誌はチアゴのポジションに代役として入る選手について複数の名を挙げたうえで、普段は右サイドバックを務めているキミッヒにも言及。同選手が「ユース時代はずっとそこでプレーしていた。自分のいいところを発揮できる」とボランチでのプレーを希望していることを指摘しつつ、コヴァチ監督が「候補の一人である」ことを明かしたと伝えた。
バイエルンの次節は3日、ブンデスリーガ第10節でフライブルクをホームに迎える。コヴァチ監督はどのようなメンバーを起用するだろうか。