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クラブ首脳陣が異例の会見を実施…バイエルン、メディアの報道姿勢を痛烈非難

2018.10.20

ウリ・ヘーネス氏(左)とカール・ハインツ・ルンメニゲ氏(右) [写真]=Getty Images

 バイエルンは19日、メディアの報道姿勢を痛烈に批判した。イギリスメディア『BBC』など多くのメディアが伝えている。

 公式戦4試合勝利がないドイツの絶対王者バイエルンは18日、異常事態が起きている中、19日の記者会見にGMウリ・ヘーネス氏やCEOカール・ハインツ・ルンメニゲ氏らクラブの首脳陣が登場することを発表した。

 すると、「ニコ・コバチ監督の解任が発表されるのではないか」といった噂や、後任についての憶測が飛び交い、ドイツを賑わせていた。

 そして迎えた19日、重役が勢揃いした緊張感の会見が始まると、ルンメニゲCEOが次のように話した。

「ドイツ最大のクラブがこの問題に明確な立場をとるべき時は今だ。最近の報道は受け入れられない」

「ドイツ代表がオランダ代表と戦ったあとの月曜日に我々クラブ首脳陣は会談を行い、こういった類いのジャーナリズムは受け入れないことにした」

「最近のメディアの報道はパフォーマンスと無関係だ。そういったことから、我々は自分たちの選手やコーチ陣を守ることを決めた」

「今日は、私たちがこの軽蔑的で非難的なメディアの報道姿勢を、もう容認することはできないことを表明する重要な一日である」

「マヌエル・ノイアーについての報道には言葉も出ない。マヌエルは世界のゴールキーパーであることを思い出してほしい」

「また、マッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングが『老人サッカーをしている』という報道に関しても思うことがある。私は憲法第1条『人の尊厳への不可侵』を君たちに思い出させたい」

「他にもたくさんある。例えばフランク・リベリーとアリエン・ロッベンへの批判について。彼らはここ10年間、バイエルンをサッカーで最も成功したクラブの1つにするために貢献し続けてくれただろう」

 クラブ首脳陣がチームや選手を擁護するという形になった異例の記者会見。緊張感が高まるバイエルンは20日にヴォルフスブルクとの対戦を控えている。

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