ボルシアMG戦に敗れ、険しい表情を見せたフンメルス [写真]=TF-Images via Getty Images
6日に行われたブンデスリーガ第7節で、ボルシアMGに0-3と完敗を喫したバイエルン。公式戦4試合勝ちなしと苦しむ中、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスがチーム状態についてコメントした。ドイツ誌『kicker』日本語版が9日に報じている。
バイエルンは直近4試合でわずか2得点にとどまり、2分け2敗と勝利から遠ざかっている。フンメルスは「チャンスを作り出すという部分で、物足りないところがある。なかなか決定機を迎えられないんだ。いいプレーをしているとは言えないね」とコメント。以下のように続けた。
「確かにボールを持つことはできてはいる。でも、どこにいるかが大事なんだ。危険なエリアではないところにたくさんの選手がいるんだよ。バイエルンに復帰してから、しばしば見られていることだ」
そして同誌によれば、ニコ・コヴァチ監督は「最終的に責任は私にあるし、それこそが私の役目なのだ」とコメント。「選手たちが代表から戻ってきたら、早急に改善を行っていかなくてはならない」と語ったという。
国際Aマッチウイークに突入し、ブンデスリーガは中断期間に入った。バイエルンの次節は20日、敵地でのヴォルフスブルク戦だ。思わぬ不調に陥って6位まで順位を下げた王者は、課題を克服して反撃に転じることができるだろうか。