昨季はブンデスリーガで25試合に出場したルディ [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表MFセバスティアン・ルディが、シャルケへ完全移籍で加入することで合意に至ったようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が27日に報じている。
同誌はドイツ紙『Der Westen』の報道を引用し、両クラブがルディの移籍で基本合意に達したと伝えた。移籍金は1600万ユーロ(約20億7000万円)で、移籍手続きは選手自身のサインを残すのみとなっているようだ。
なおルディについては23日付のドイツ誌『Kicker』日本語版が、ライプツィヒ移籍の可能性が消滅したと報道。同クラブとバイエルンが21日に交渉を行ったものの、破談に終わったと伝えられていた。
24日に行われたブンデスリーガ第1節のホッフェンハイム戦を、観客席から観戦したルディ。去就に注目が集まっていたが、シャルケ移籍が決定的となった。
ルディは1990年生まれの28歳。シュトゥットガルトの下部組織出身で、2008年にプロデビューを果たした。2010年夏からホッフェンハイムに所属。各年代別のドイツ代表、そしてA代表にも名を連ねている。ユーロ2016では候補メンバーに選出されたが、本大会には招集されなかった。昨年夏にバイエルンへ加入して2020年までの契約を締結したものの、出場機会の確保に苦しんだ。昨シーズンはブンデスリーガで25試合に出場して1得点を挙げたものの、先発出場は16試合だった。
By kicker日本語版