去就に注目が集まっているボアテング [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)移籍の可能性を報じられているバイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングについて、同クラブのウリ・ヘーネス会長がコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が19日に報じている。
ボアテングは今夏の移籍市場で他クラブへ新天地を求める可能性が伝えられている。移籍先候補として挙げられていたマンチェスター・Uやアーセナルへの加入は、プレミアリーグの移籍市場閉幕によって消滅。それでも、以前から有力候補と目されているパリ・サンジェルマンへ加入する可能性は残されている。
そして今回、ヘーネス会長がボアテングに言及。「移籍の可能性はフィフティー・フィフティーだ。ジェロームはカール・ハインツ・ルンメニゲ(バイエルン社長)に移籍希望を伝えている。選手が退団を望むのなら、我々は後釜になる選手と交渉しなければならない」と明かし、以下のように続けた。
「(興味を示しているのは)パリ・サンジェルマンだろう。ローン(レンタル)での移籍は、1年後に買い取りが行われる場合だけだね。彼が残ってくれたら嬉しいよ。ファンタスティックな選手だからね」
ボアテングが移籍を望んでいること、クラブとしては残留させたいと考えていることを明かしたヘーネス社長。果たして、今夏の移籍は実現するだろうか。