ロシアW杯に臨むドイツ代表のボアテング [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、2018 FIFAワールドカップ ロシア終了後に同クラブを退団する可能性があるようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が13日に報じている。
報道によると、ボアテングは2017-18シーズンのブンデスリーガ終了後、国外移籍を視野に入れていることを明かしていたという。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは「基本的にそれがないというわけではない。彼の代理人も私に示唆している」とコメント。代理人を務めるクリスチャン・ネルリンガー氏がクラブ側に移籍の可能性を伝えているようだ。
なお、バイエルンとボアテングとの現行契約は2021年まで残っているため、移籍成立に向けたキーポイントは移籍金額だ。ルンメニゲCEOは同選手の放出に応じる条件について「それを隠すようなことはしないよ。ただ、決して安い金額ではないがね」と語っているという。
ボアテングは1988年生まれの29歳。ヘルタ・ベルリン、ハンブルガーSV、マンチェスター・Cと渡り歩き、2011年からバイエルンでプレーしている。2017-18シーズンは負傷の影響もあり、ブンデスリーガでは全34試合中19試合の出場にとどまり、全公式戦の4割以上の試合を欠場した。