バイエルン退団を希望していると報じられたレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、同クラブ退団を希望しているようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が30日に報じている。
報道によると、レヴァンドフスキの代理人を務めるピニ・ザハーニ氏がドイツメディア『スポーツビルト』に対し、以下のようにコメントしたという。
「ロベルトは変化、キャリアのおける新しいチャレンジが必要だと考えている。それはクラブの首脳陣も知るところだ。お金や特定のクラブがその理由ではない。ほとんど全てのトップクラブが、世界最高のFWを獲得したいと思っていることだろう。バイエルン首脳陣の多くは、自らも素晴らしいキャリアを歩んできた経験を持っている。彼の状況についても理解してもらいたいね」
レヴァンドフスキとバイエルンの現行契約は2021年までとなっているが、同選手は今冬に代理人を変更。ブラジル代表FWネイマールを史上最高額の移籍金でパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍させた実績を持つザハーニ氏と契約している。
なお報道によると、レヴァンドフスキに対してはマンチェスター・Uやパリ・サンジェルマン、さらにチェルシーも関心を示しているという。ザハーニ氏の発言により、去就に関する報道はさらに盛んに行われることとなりそうだ。
ただ、バイエルン側はすでにレヴァンドフスキに対して放出の意思がないことを伝えている。カール・ハインツ・ルンメニゲ会長は「彼と長期契約を結んでいることを嬉しく思っているんだ。特に何かのアクションを考える必要は感じないよ。これからもミュンヘンでプレーしていくことになる」と明言。ウリ・ヘーネス会長も「我々はサッカー界に対して、選手よりもクラブの方が立場が上であるということを示していく」と宣言している。
果たして、ポーランド代表のエースは来シーズン、どのクラブでプレーすることになるのだろうか。
By kicker日本語版