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大迫勇也、ブレーメン移籍は若き指揮官の熱意で決断「来てほしいとストレートに」

2018.05.19

ブレーメンのコーフェルト監督([写真]=TF-Images via Getty Images)についてコメントした大迫

 アシックスジャパンのアドバイザリースタッフである乾貴士が着用するスパイク『DS LIGHT X-FLY 3』および大迫勇也が着用する『DS LIGHT X-FLY 3 SL』の新色を6月8日に発売するが、先んじて東京・原宿にある『アシックス原宿フラッグシップ』でイベントを開催。大迫が登場し、トークショーなどを実施した。

 大迫はケルン加入4年目となった今シーズン、ブンデスリーガ25試合出場4得点2アシストという数字で、ケルンは2部降格が決まってしまった。「なかなか自分の思うようにコトが進まなかった一年でしたけど、その中でもがきながら、やり続けられた一年だったと思います」と振り返る。

 来季に向けてはブレーメンへの移籍が早々に決定。16日に発表され、その後帰国している。長く在籍したケルンを離れることは「もちろんチームメートのこと、みんなのことは好きですし、迷いました」と話す一方、「残り少ないサッカー人生。1部でプレーするチャンスがあって、必要とされるチームでプレーしたいと改めて思ったので、決断しました」とコメント。

 ブレーメンの印象については「後半戦、すごくいい内容で勝ち点を稼いでいて、その中に僕が入れば楽しいと思うし、結果も出せるようになるのかなと感じました」と話し、移籍の決め手として「直接監督と一対一で話して、『来てほしい』とストレートに言ってくれた」ことを挙げた。

 ブレーメンはシーズン途中から35歳のフローリアン・コーフェルト監督がチームを率い、開幕10戦勝利無しの状況から11位フィニッシュと立て直した。「わざわざ僕を訪ねてくれて、1時間くらい2人で話しました。今、チームがどういったプレーをしていて、『お前が来たらこういうプレーをしてほしい』と細かく言ってくれて、来季をどう考えているかも話してくれました。本当にいい雰囲気の監督でした」と、若き監督の熱意や、誠実な部分も決め手になったようだ。

 ケルンではブレーメンで活躍した元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロと同僚だったが、「『すごくいいチームだし、お前には合うんじゃないか』と言ってくれたこともあって決断しました」と、お墨付きをレジェンドからもらったことも明かしている。

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