2015年からマインツに所属する武藤嘉紀 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第33節で今季8点目を決め、マインツのブンデスリーガ残留に導いた武藤嘉紀。試合当日5月5日『ビルト』の朝刊によれば、武藤の移籍金は2000万ユーロ(約26億円)に設定されるようだ。
スポーツ部門マネージャーのルーヴェン・シュレーダー氏は、「ヨシが彼の年齢で移籍を希望するのは理解できる。それを公にすることも問題ないよ」と武藤の希望に理解を示している。「我々が納得できるだけのオファーが来れば、確実に交渉の席に着くだろう」と今夏に動きがあることを示唆している。
2015年に当時のマインツとしては破格の280万ユーロ(約3億7000万円)で獲得したストライカーをそう簡単に手放す気はないようだ。シュレーダー氏は「単純に、彼は我々と(2019年まで)契約を残しているからね」と記者陣に話したようだ。
さらなるステップアップを望む選手、主力選手をできるだけ高値で放出したいクラブ、そして極力獲得コストを抑えたい獲得クラブの間の3者間の駆け引きが始まっている。チームを公言通り残留に導いた武藤にクラブはどれだけ歩み寄るのか、動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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