シャルケがドルトムントを相手に完封勝利を収めた [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が15日に行われ、MF香川真司が所属するドルトムントはアウェイでシャルケと対戦した。
強烈なライバル意識を持つ両チームが対戦する、“ルール・ダービー”と呼ばれる伝統の一戦。過去に同ダービーで勝負強さを見せつけてきた香川だったが、ケガの影響でこの試合でもメンバー外となっている。
試合が動いたのは50分。マルセル・シュメルツァーからボールを奪ったダニエル・カリジューリがドリブルで持ち上がり、ゴール前で左に向けてパスを送る。それを受けたイェウヘン・コノプリャンカが強烈なシュートを叩き込んで、シャルケが先制に成功する。
82分にはゴール前で得たFKのチャンスでナウドが右足を振り抜くと、見事な弾道を描いたボールにGKは一歩も反応できず。キャリアを通じて幾度となく直接FKを叩き込んできたベテランが得意の形から放った素晴らしい一撃で、シャルケがリードを2点に広げた。
試合はそのまま2-0で終了。2位のシャルケが宿敵を相手に大きな勝利をつかみ、上位固めに向けて大きな勝ち点3を手にしている。ドルトムントにとっては4点差を追いつかれた昨年11月の試合に続いて、またしてもシャルケを相手に苦汁をなめる結果となってしまった。
次節、シャルケは22日にアウェイでFW大迫勇也が所属するケルンと、ドルトムントは21日にホームでレヴァークーゼンとそれぞれ対戦する。