去就の早期決着を望むロッベン、契約延長交渉は4月中旬に開始か

アリエン・ロッベン

今年6月に契約満了を迎えるロッベン [写真]=Getty Images

 3月31日に行われたブンデスリーガ第28節のドルトムント戦に6−0で快勝し、4月3日に行われたチャンピオンズリーグでも敵地でセビージャに2−1で勝利した好調のバイエルン。だが、世代交代の波も徐々に迫っているようだ。

 2009−10シーズンに加入以来、長年に渡ってバイエルンの栄光を支えてきた元オランダ代表FWアリエン・ロッベンも例外ではないようだ。3日付のドイツ紙『ビルト』が、現在34歳となったロッベンとの会話を報じている。

「僕自身の将来については心配していない。十分な選択肢はあるからね。でも、僕には家族もいるんだ。だから、出来るだけ早く今後のこともハッキリさせたいんだ。予定していたよりも状況が長引いている。正直に言うと、簡単な状況ではないよ」とロッベンは現状を打ち明けた。

 元々は、2017年の1月の時点で今年の6月に切れる契約を1年延長する予定だったが、未だに話はまとまっていない。この状況に「願っていたものとは違うね。でも、そういう状況のなかでもうまくやっていかないといけない」と割り切り、プロとしての姿勢を見せている。

「僕にとって非常に重要なのは、責任者たちと良好な関係を築けていることだ。今後もそうだと思うよ」と契約延長に期待を寄せている。

 カール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高責任者)は4月中旬に交渉を開始すると話しており、ベテラン勢の動向に注目が集まっている。

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