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HSV主将の酒井高徳、2部降格でもチーム残留?…契約延長は今季終了後に決断か

2018.03.07

ハンブルガーSVのキャプテンを務める酒井高徳 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ハンブルガーSV(HSV)に所属するDF酒井高徳が、2部に降格した場合もチームに残留する可能性をクラブ幹部に伝えたようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が6日に報じた。

 ここ数年、低迷が続くHSV。2013-14シーズンと翌14-15シーズンは2年連続で16位に終わり、入れ替え戦を制して降格を免れた。15-16シーズンは10位だったものの、16-17シーズンは再び残留争いとなり、最終節ヴォルフスブルク戦で直接対決を制して14位まで浮上し、残留を決めていた。

 今シーズンは開幕2連勝で好スタートを切ったものの、その後は急失速し、現在は12戦未勝利。ここまで4勝6分15敗の勝ち点「18」で17位に沈んでおり、15位ヴォルフスブルクと16位マインツ(ともに勝ち点25)とは勝ち点差「7」をつけられている。

 残り9試合となり、1963年のブンデスリーガ発足以降、クラブ史上初の2部降格に現実味が帯びてきたなか、『ハンブルガー・モルゲンポスト』紙は「降格が決まれば、HSVで“ファイナルセール”が行われる」と報道。チームの高給取りであるギリシャ代表DFキリアコス・パパドプーロス、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ、アメリカ代表FWボビー・ウッドなどの退団が濃厚だという。

 2016年11月からキャプテンを務める酒井は、今シーズン限りで契約が切れるが、延長についてはシーズン終了後に決断を下すことを希望している模様。だが、2部に降格したとしても、チームに残留するイメージができているとクラブ幹部には伝えたと報じられている。

 その他、ドイツ人MFルイス・ホルトビーや同国人DFデニス・ディークマイアーらは今夏の契約終了に伴い退団する模様。その一方で、18歳のドイツ人FWヤン・フィーテ・アルプの去就は不明瞭だという。なお、今シーズンにトップデビューを飾り、昨年12月に2021年夏までのプロ契約を締結したFW伊藤達哉については言及されていない。

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