HSVとマインツの残留直接対決はドロー、長谷部はフル出場で勝利貢献/ブンデス第25節

ブンデスリーガ第25節2日目が行われた [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第25節の2日目が3日に各地で行われた。

 MF長谷部誠とMF鎌田大地の所属するフランクフルトは、ハノーファーとホームで対戦した。39分、右CKでゴール前へ飛び込んだDFダニー・ダ・コスタが頭で合わせてゴール。ダ・コスタのブンデス初ゴールで先制したフランクフルトは、その後訪れた決定機で追加点こそ奪えなかったが、1点を守りきり、完封勝利を収めた。なお、先発した長谷部は、相手に激しく削られるシーンがあったもののフル出場。鎌田はメンバー外だった。

 DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)は、FW武藤嘉紀が所属するマインツをホームに迎えた。降格圏17位のHSVは12試合ぶりの白星を目指して攻勢に出たが、勝ち点差7で16位のマインツはこの日トップデビューを果たした20歳のドイツ人GKフロリアン・ミュラーが立ちはだかり、膠着状態が続く。61分にマインツはDFレオン・バログンがPK献上とともに、2枚目のイエローカードで退場。HSVは数的有利となったが、MFフィリップ・コスティッチが蹴ったPKもGKミュラーに止められ、残留争い直接対決はスコアレスドローで終わった。なお、酒井は右サイドバックでフル出場し、伊藤はメンバー外、武藤は先発で88分に途中交代となった。

 MF香川真司が所属するドルトムントは敵地でライプツィヒと対戦。29分にMFナビ・ケイタのスルーパスからFWジャン・ケヴィン・オギュスタンに先制点を決められたが、38分にMFマフムド・ダフードの絶妙なスルーパスからFWマルコ・ロイスが3戦連発となる同点ゴールを挙げ、1-1のドロー決着となった。ドルトムントは2試合連続のドロー。ライプツィヒは連敗を2で止めたが、3試合未勝利となった。なお、左足首を負傷している香川はメンバー外だった。

■ブンデスリーガ第25節2日目の結果
ヴォルフスブルク 1-2 レヴァークーゼン
ハンブルガーSV 0-0 マインツ
フランクフルト 1-0 ハノーファー
アウクスブルク 0-2 ホッフェンハイム
シャルケ 1-0 ヘルタ・ベルリン
ライプツィヒ 1-1 ドルトムント

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