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ケルンが上位を争うライプツィヒ相手に大きな逆転勝利…大迫は82分に負傷交代

2018.02.26

2試合連続の先発出場を果たした大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第24節が25日に行われ、FW大迫勇也が所属するケルンはアウェイでライプツィヒと対戦した。大迫勇也は前節に続き、2試合連続でスタメンに名を連ねている。

 試合は開始5分に早くも動く。ブルーマが左サイドからグラウンダーのクロスを上げると、アデモラ・ルックマンがゴール前に滑り込みながら触ってコースを変える。このボールはゴールポストに嫌われたが、その跳ね返りをジャン・ケヴィン・オギュスタンがゴールに押し込んでライプツィヒに先制点をもたらした。

 45分にはケルンも反撃を見せ、CKから大迫が放ったヘディングをホルヘ・メレがすらして枠に収める。同点ゴールが生まれたかに思われたが、オフサイドの判定が下されて惜しくも得点とはならなかった。

 同点を目指して攻勢を強めていったケルンは、70分についに試合を動かす。大迫が落としたボールをヨナス・ヘクターが展開し、マルセル・リッセが右サイドからクロスを上げる。これは相手選手に跳ね返されるが、そのボールを拾ったヴァンサン・コジエロがカットインからミドルシュートを放つ。鮮やかな一撃がゴールへと突き刺さり、ケルンが試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗るケルンは、77分に再びチャンスを作り出す。前線でボールをキープした大迫のショートパスを右サイドで受けたリッセがそのまま突破を見せ、グラウンダーのクロスを上げる。そのボールにペナルティエリア内で待っていた途中出場のレオナルド・ビッテンコートが合わせてゴールネットを揺らし、ケルンが一気に試合をひっくり返した。

 ケルンが挙げた2得点の起点となるプレーを見せていた大迫だったが、直後に思わぬアクシデントに見舞われてしまう。ダヨ・ウパメカノと接触した際に右脚を負傷し、82分に交替でピッチを後にすることを余儀なくされてしまった。

 試合はそのままケルンが1点のリードを守り抜き、前節終了時点で5位につけていたライプツィヒを相手に大きな勝ち点3を獲得。5試合ぶりの白星を手にした。なお、先発出場を果たした大迫は82分までプレーしている。

 ケルンは次節、3月4日にホームでFW浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトと対戦する。

【スコア】
ライプツィヒ 1-2 ケルン

【得点者】
1-0 5分 ジャン・ケヴィン・オギュスタン(ライプツィヒ
1-1 70分 ヴァンサン・コジエロ(ケルン
1-2 77分 レオナルド・ビッテンコート(ケルン

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