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先発起用の宇佐美が2戦連続弾を含む1G1A!チームは3点リードを守れず逆転負け

2018.02.24

1ゴール1アシストの活躍を見せた宇佐美貴史(写真は第19節エルツゲビルゲ・アウエ戦のもの) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ2部第24節が23日に行われ、FW宇佐美貴史とMF原口元気が所属するデュッセルドルフはアウェイでレーゲンスブルクと対戦した。昨年の11月27日に行われたディナモ・ドレスデン戦での先発出場を最後に、8試合続けて途中出場での起用となっていた宇佐美は、この一戦で9試合ぶりにスタメンに名を連ねている。負傷離脱中の原口は3試合連続のベンチ外となった。

 試合は開始3分で早くも動き、デュッセルドルフが見事なパスワークからロウヴェン・ヘニングスがゴールを決めて先制に成功。13分には宇佐美が右サイドから体勢を崩しながらクロスを上げると、角度のないところからベニト・ラマンがダイレクトで合わせてゴールにねじ込み追加点を奪った。

 先発起用に応えて巧みなアシストを記録した宇佐美だったが、15分にさらなるアピールに成功する。カウンターの流れから前線でロングパスを受けると、ディフェンスにボールを当てて自分で拾いフリーの状況に。そこから落ち着いて放たれたループシュートがGKの頭上を越えてゴールネットを揺らし、自身にとって2試合連続となるゴールでチームに3点目をもたらした。

 3点のビハインドを背負ったレーゲンスブルクも反撃に出る。37分にショートコーナーの流れから混戦となったところでマルコ・グリュットナーがボールをゴールに押し込み1点を返すと、40分にはペナルティエリア内でパスを受けたヨナス・ニートフェルトが反転から豪快なシュートをゴールに突き刺して1点差に詰め寄る。

 59分にはデュッセルドルフがペナルティエリア内で相手選手を倒してPKを与えてしまい、キッカーを任されたマービン・ノールが落ち着いて決めてレーゲンスブルクが同点に追いつく。そして65分にロングパスを受けたサルギス・アダムヤンが巧みなファーストタッチでディフェンスをかわしてゴールネットを揺らし、ホームチームが0-3からの猛反撃でついに試合をひっくり返した。

 試合はそのまま終了し、3点リードを守りきれなかったデュッセルドルフは痛恨の逆転負けを喫してしまった。スタメン出場の宇佐美は移籍後初のフル出場を果たし、1アシストに加えて今シーズン4得点目となるゴールを記録している。

【スコア】
レーゲンスブルク 4-3 デュッセルドルフ

【得点者】
0-1 3分 ロウヴェン・ヘニングス(デュッセルドルフ
0-2 13分 ベニト・ラマン(デュッセルドルフ
0-3 15分 宇佐美貴史デュッセルドルフ
1-3 37分 マルコ・グリュットナー(レーゲンスブルク)
2-3 40分 ヨナス・ニートフェルト(レーゲンスブルク)
3-3 59分 マービン・ノール(レーゲンスブルク)
4-3 65分 サルギス・アダムヤン(レーゲンスブルク)

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