ヴォルフスブルクの新監督に決まったラッバディア氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
ヴォルフスブルクは20日、前日に辞任したマルティン・シュミット前監督の後任として、ブルーノ・ラッバディア氏が新監督に就任したことを発表した。契約は2019年まで。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
Bruno Labbadia is the new head-coach of the Wolves. The 52-year-old has signed on until summer 2019 and will host his first training session today at 16:00 CET. #vflwolfsburg pic.twitter.com/Enot7HCFms
— VfL Wolfsburg EN (@VfLWolfsburg_EN) February 20, 2018
就任にあたり、ラッバディア氏は「いい感覚を覚えているし、これから新たなチームとの取り組みを楽しみにしている」とコメント。シュミット監督の辞任に「失意」をあらわにしていたスポーツディレクターのオラフ・レッベ氏は、新監督について「非常に経験豊富な指揮官」と評価。「彼のクオリティは、すでにブンデスの舞台で幾度となく証明されている」と言葉を続けている。
現在52歳のラッバディア監督は、これまで地元のダルムシュタットをはじめ、グロイター・フュルト、レヴァークーゼン、シュトゥットガルト、ハンブルガーSVで監督を歴任。シュトゥットガルト時代にはアルビレックス新潟から酒井高徳を獲得し、さらにハンブルガーSV就任時には再び酒井を引き抜いたことでも、日本では知られている指揮官だ。
現在14位のヴォルフスブルクは、入れ替え戦圏内の16位まで勝ち点差わずか1。自動降格圏内となる17位ハンブルガーSVまでは勝ち点差7、最下位ケルンとは勝ち点差10という状況にある。