ヘルタ・ベルリン対マインツ [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第23節が16日に行われ、武藤嘉紀の所属するマインツが敵地でヘルタ・ベルリンと対戦した。武藤は7試合ぶりに先発を外れベンチスタートとなっている。
試合は拮抗するが40分、チャンスを掴んだのはマインツだった。ジュリオ・ドナーティの縦パスをロビン・クアイソンがペナルティーエリア手前で受けると、巧みなコントロールで相手守備陣をかわし、右足でミドルシュート。ボールはゴール左隅に吸い込まれマインツが貴重な先制点を奪った。
1-0で前半を折り返すと65分、自陣でボールを奪った流れからジャン・フィリップ・グバミンが相手DFライン裏にロングフィードを蹴り出すと、抜け出したのはクアイソン。冷静にGKとの1対1を制してゴールに流し込み、マインツはリードを2点に広げた。
68分、2得点を挙げたクアイソンと交代で武藤が途中出場する。すると74分、武藤のスルーパスに抜け出したゲリット・ホルトマンがGKとの1対1を迎えるがこれは決められず。武藤のアシストとはならなかった。
その後も武藤は前線で奮闘したがゴールは生まれず試合はそのまま2-0でマインツが11試合ぶりの完封勝利。4試合ぶりの白星で暫定12位に浮上し、入れ替え戦圏内を脱出した。