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マインツは“ベイリー対策”が裏目に…武藤嘉紀は不発で「悪循環に入った感じ」

2018.01.29

レヴァークーゼン戦に出場した武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

 マインツは28日に行われたブンデスリーガ第20節でレヴァークーゼンと対戦し、0-2の完封負けを喫した。「チームとしてひどかった」。FW武藤嘉紀は試合後にそう言って肩を落とした。

 前節のシュトゥットガルト戦は先制を許したものの、武藤の2ゴールなどで3-2の逆転勝利を収めた。7試合ぶりの白星で調子が上がる兆しにも見えたが、今節は好調のレヴァークーゼンに押し込まれ、武藤も「自分たちの良さが出せなかった」と振り返る。

「せっかくシュトゥットガルト戦で良い戦術で、いい戦いができていたのに、今日は自分たちがやりたいことができていなかったので非常に残念。前線から行って連動するのが良いところなのに、戦術的に全部下がっていた。サイドも空いて簡単につながれ、ひたすら無駄走りになっていたので、みんなも前半からイライラしていて、(後半の)立ち上がりに失点という最悪なパターンになってしまった」

 マインツは前半こそレヴァークーゼンに主導権を握られながらも、武藤と相方のFWロビン・クアイソンの2トップを中心に「カウンター狙い」で応戦。しかし後半立ち上がりの48分に最も警戒していた男に先制点を許してしまう。圧倒的なスピードとキレのあるドリブルを見せていたFWレオン・ベイリーに左サイドから中央へ切り込まれると、鮮やかな左足ミドルシュートを突き刺された。

「相手の9番(ベイリー)を抑えるために『下がる』という戦術になったと思う」と武藤はチームの“ベイリー対策”を明かしたが、それが裏目に出てしまったようだ。「逆に下がりすぎて、簡単にシュートを打たれて、ああいうゴールを決められてしまったのでフラストレーションが溜まる試合だった」。

 チームが「やりたいことができていなかった」ように、武藤も思うようなパフォーマンスができず、ノーゴールのまま75分に途中交代となった。「最後のタッチの部分とかで、少し迷いがあったし、自分自身あまりいい出来ではなかった。もっと最初からゴールということを頭に入れておかないと、逆に中(へのパス)も見えてしまった。今日は悪循環に入ったという感じかな」。

 後半戦から2試合連続ゴールで攻撃をけん引してきた武藤。今節は3戦連発を逃したが、改めてゴールへの姿勢を強調する。「やっぱり自分が決めるんだという気持ち、今日みたいなときもパスを第一選択肢に置かずに、全部自分で行くという気持ちじゃないといけない」。次節は首位を走る王者バイエルンとの一戦。「かなり難しくなる」と予想する中でも、武藤は貪欲にゴールを狙っていく。

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