HSV新監督に決まったホラーバッハ氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)は22日、ベルント・ホラーバッハ氏に1部残留の望みを託す決断を下した。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
#ハンブルガーSV の監督にベルント・ #ホラーバッハ が就任!
同監督は2019年までの契約を交わしています。午後の練習でチームを率いた後、記者会見に臨む予定です。 pic.twitter.com/EcUfZ0k0ei— Hamburger SV (@HSV_jp) January 22, 2018
HSVは、ブンデスリーガ第19節終了時点で4勝3分12敗の勝ち点「15」で17位に低迷。20日に行われた第19節では最下位のケルンに0-2で敗れて4連敗を喫し、翌21日にマルクス・ギズドル氏の解任が発表されていた。
48歳のホラーバッハ氏は、2019年までの契約にサイン。発表当日の22日午後から、さっそくトレーニングで指揮をとっており、練習後に就任会見が行われる。
同氏は選手としてHSVに8年在籍(1996〜2004年)し、通算197試合に出場。2003年から在籍した高原直泰(現・沖縄SV)ともプレーした。引退後はフェリックス・マガト氏の下でシャルケやヴォルフスブルクなどでアシスタントを務め、長谷部誠(現フランクフルト)が在籍した2009年にヴォルフスブルクにてリーグ制覇も経験した。
監督としては2014年から率いた故郷のヴュルツブルクを、4部相当のレギオナルリーガから2部まで導く見事な手腕を発揮した。しかし、昨シーズンは2部の残留争いで敗れ、ヴュルツブルクは再び3部へと降格したため辞任。今シーズンは、これからブンデスリーガ1部の舞台にて、クラブ史上初の2部降格を防ぐ戦いに挑むことになった。