練習中にチームメイトと言い争いになったハメス [写真]=TF-Images via Getty Images
日曜日にブレーメンとの試合を控えているバイエルン。2位のライプツィヒとすでに勝ち点差13とリードし、マイスターシャーレも視野に入ってもおかしくない。しかしレギュラー争いを巡るトレーニングは依然として熾烈なようだ。19日の『ビルト』が報じた。
実戦形式のトレーニング中、コロンビア代表FWのハメス・ロドリゲスがドイツ代表MFセバスティアン・ルディにスライディング。危険なプレーに怒ったルディはハメスに詰め寄ろうとするところをチームメイトに抑えられる。すると、ハメスもそれに応戦しようとしていたところを取り押さえられた。
このことについてユップ・ハインケス監督は「6つのゴールをおいたトレーニングでは、とにかくプレッシングを仕掛けさせたからね。実戦さながらのぶつかり合いが起こるときもある。私もそれを要求しているからね。1対1になったら、アグレッシブなディフェンスを望んでいるんだ。サッカーは男のスポーツなんだよ」とコメント。練習後に記者陣に説明した。
この後、ポジションを争うルディとハメスは監督の主導のもと和解。紅白戦ではルディがスタメン組に入り、二人は再び握手した様子が見られている。
Jリーグでも、FC東京の長谷川健太監督がトレーニングに実戦のように挑むことを求めていた。ドイツ王者の強さも熾烈なポジション争いの緊張感に支えられているようだ。